投資である以上、常に利益が出るとは限りません。NISA口座で損失が出た場合の注意点を整理します。
損失時のメリットは使えない
前述のとおり、NISA口座内での損失は、課税口座の利益との損益通算や、繰越控除の対象にはなりません。この点は、課税口座での投資と比べたときのNISA特有の注意点です。
損失が出ても簿価分の枠は復活する
損失が出て売却した場合でも、その商品の簿価(取得価額)分の非課税保有限度額は、翌年以降に枠として復活します。時価(売却額)ではなく、あくまで簿価がベースになる点は、利益が出た場合と同じ仕組みです。
損失を過度に恐れる必要はない
投資にはリスクが伴うことを理解した上で、ご自身のリスク許容度に応じた投資を行うことが大切だという考え方が一般的です。不安な場合は、少額から始める、金融機関の窓口に相談する等の方法も検討できます。
自分の状況を確認する
現在の非課税枠の状況は、NISA非課税枠アラートで確認できます。
本ツールは新NISA制度の非課税枠の消化状況を試算する参考ツールです。特定の金融商品の売買を推奨・助言するものではありません。旧NISA(2023年以前の一般NISA・つみたてNISA)の残高は生涯非課税保有限度額に含まれません。正確な残高は証券会社の口座情報でご確認の上、投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。
出典: 国税庁タックスアンサー No.1535「NISA制度」